2024.10.31

消防および避難訓練を行いました。

昨日、行った訓練のようすです。

鉄工工場から出火したものと想定。

実際に総務部社員が119番通報を行い、消火器および屋内消火栓で初期消火を行いました。



■糸満消防署よりお借りした訓練用消火器(中身は水)



■各班各組の代表による消火器を使った初期消火(写真一部)









屋内消火栓を使った2班のうち1班のホースとヘッドの接続部分の不具合で水が漏れて消化できないというトラブルがありました。
定期的に訓練を行ったことで、発見できた不具合は結果的に良かったと思います。

■消火ホースを使った初期消火





■負傷者を想定して担架で搬出
4人より2人で持つ方が重量も重く、進行方向の人が難しそうでした






消防訓練の後は、津波発生を想定した避難訓練をおこないました。


■各班や各組の点呼(人員確認)




■社長による総括



今年の4月3日、台湾東部沖を震源とする地震の影響で、
沖縄県内では2011年の東日本大震災以来となる津波警報が発表され、
弊社も避難先の近隣ホテルへ急いで避難することになりました。

ドック入りしている船全ての船内を確認し、全員が避難し点呼を終えるのに30分かかりました。
その際、大きな混乱は無かったものの、津波到達時刻が30分以内と早い場合はどうするかという課題がでました。
津波避難マニュアルを作成する良いきっかけとなりました。



11月8日からは社員視察研修旅行で宮城県気仙沼市の「みらい造船」へ行きます。

東日本大震災で甚大な被害を受けた5つの造船所が結束して設立した「みらい造船」。


訪問した際は、その爪痕や自然の猛威を目の当たりにするだろうと思っています。

海に囲まれた沖縄もいつ起こるかわからない津波災害。
有事の際、一人一人の危機意識を高める機会になるでしょう。



災害が起こった際、その被害を最小限に食い止めるために、今後も定期的な訓練は重要だとあらためて実感いたしました。

「沖縄方言:ヌチドゥタカラ(命こそ宝)」です!!!