2021.06.23

「慰霊の日」に考える

今日は、沖縄県独自の休日「慰霊の日」です。

1945年6月23日、アメリカ軍が主体となった連合国軍と日本軍との間で起こった組織的な戦闘が終結した日。

沖縄では、民間人を巻き込んだ地上戦により、日米両軍と民間人合わせて20万人以上が犠牲になりました。
沖縄県民の4人に1人が命を落としました。

 

当時、弊社の工場長は4歳。

米軍に見つからないように隠れていた防空壕から、
母親におんぶされて家に戻る道中、
「バババババッッ!!!!!」
と空から機関銃がふってきたよ。
数センチずれた場所を歩いていたら親子ともども死んでいたはずよ。

その他にも、戦争を知らない私たちには想像を絶する暮らしぶりを話ししてくれました。

 



昨年に続き、今年も新型コロナウイルスの影響で、追悼式の規模は縮小しておこなわれます。

今日で戦後76年。
戦没者に哀悼の意をささげ、この悲劇が二度と繰り返さないよう、
恒久平和を願う一日にいたします。